星出彰彦宇宙飛行士、2回目の船外活動を実施
2012年9月6日 13:00
国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している、第32次長期滞在クルーのサニータ・ウィリアムズ宇宙飛行士と星出彰彦宇宙飛行士は9月5日、予定されていた船外活動を実施した。
前回の船外活動では、電力切替装置の交換作業でボルトが締められず、作業が延期されたため、今回の船外活動が追加された。
今回の船外活動はアメリカ東部夏時間9月5日7時6分(日本時間20時6分)に始まり、両宇宙飛行士は船外活動用宇宙服(EMU)を着て、約6時間28分間にわたって作業を行い、13時34分(日本時間9月6日2時34分)に無事終了した。
前回締められなかったボルトに対し、金属粉の清掃とグリースによる潤滑を行い、その後、無事に締められ、電力切替装置の交換作業が完了した。また、前回の船外活動では時間の問題で実施できなかった、ロボットアームのカメラ・照明装置の交換作業も行われた。
写真=NASA。
■Williams, Hoshide Complete MBSU Installation
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/living/index.html
【関連記事】
・星出彰彦宇宙飛行士、日本人初のISS船外活動を実施
・ISS、第32次長期滞在クルーが船外活動を実施
・国際宇宙ステーションからEarth Hourに初めて参加
・第28次長期滞在クルーの滞在を延長、古川宇宙飛行士らの滞在は延長しない
・11月にISSから長期滞在クルー全員撤退か