【銘柄フラッシュ】ヤマハ発動機やハリマ化成が急伸しジーンズメイトは再動意
2012年9月6日 16:22
6日後場は、欧州中央銀行(ECB)理事会が現地6日に予定され、南欧諸国の国債の購入枠を拡大するとの観測から、ユーロ高・円安の期待が拡大。ヤマハ発動機 <7272> は通信社報道の社長談も好感し後場一段高となり10.7%高で東証1部の値上がり率1位。キヤノン <7751> は後場も値を保ち0.5%高。売買代金1位はソフトバンク <9984> となり、米アップル社が中旬に新製品を発表とされて期待が拡大し2.4%高。
ECB理事会に加え、中旬のBOJ(日銀)政策会合にも期待とされて住友不動産 <8830> が2.3%高、三井不動産 <8801> が1.6%高など、不動産株が堅調。サンフロンティア不動産 <8934> は2.7%高。
東証1部の値上がり率1位はヤマハ発動機 <7272> の10.7%高、2位は株価10円台のサクラダ <5917> となり国定公園内での地熱発電事業の「解禁」を手掛かりに連想とされて10.0%高、3位にはハリマ化成 <4410> の7.3%高が入り製紙薬品の大手とあって丸紅 <8002> がロシアで世界最大規模の製紙プラントを受注と伝えられ思惑拡大。
ジーンズメイト <7448> は本日から「日々公表銘柄」に指定と伝わり需給タイト化が改めて妙味材料視され値上がり率4位の7.2%高。8月下旬この銘柄に触発されて急動意となったゴールドウイン <8111> も再動意となり7.1%高、タカキュー <8166> も4.9%高。
ダイコク電機 <6430> は遊戯機器関連で円高の影響が少ないとされて高値更新の7.0%高、三協・立山ホールディングス <3432> はアルミ業界の一段再編に注目とされて6.0%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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