大阪西淀川の町工場製、搭乗型歩行可能ロボ「はじめロボット43号機」
2012年9月5日 12:44
あるAnonymous Coward 曰く、 人の乗れるロボットが流行っているようだ。夏のワンフェスでも搭乗可能な4mクラスのロボット「クラタス」の実機展示があったが、8月25日に開催された「西淀川ものづくりまつり2012」でも、人が乗り込めるロボット「はじめロボット43号機」が展示された(ITmediaの記事)。
この「はじめロボット43号機」は、現時点ではまだ未完成。展示状態では、下半身と搭乗部分が組み上がり、現時点での身長は約3.5m、重量は250kgであるという。年内には上半身の骨格と頭部を開発し、2013年に外装を製作する計画。最終的に身長4m、重量300kgの搭乗型ロボットの完成を目指すとしている。
驚くべきことに、乗り込めるだけでなく、すでに歩行可能な状態にある。重心を左右に移動し、遊脚を10cm上げた静歩行が可能。車輪移動やスリ足ではなく、足を上げて歩行するロボットとしては「世界最大」(関係者)だという。歩行のデモ動画も公開されている。また、アーマードトルーパーのように、両膝を曲げ降着ポーズをとることも可能だという。
来場者から「こんなに大きいロボットは必要ないんじゃないの?」というツッコミを受けた開発者の坂本氏は、「大きくなくちゃ意味がないですよ。搭乗できるくらいの大きなロボットを作りたいんですから!」と即答している。自分も含めて、スパロボ・ガンダム世代は巨大ロボに乗りたいという願望が強いが、その世代が暴発して来ている模様。いいぞもっとやれ。
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