【銘柄診断】アイシン精機は、据え置きの通期業績見通しも増額修正の可能性が強まる

2012年8月31日 16:14

  アイシン精機 <7259> は7月25日の年初来安値2205円をボトムにリバウンド相場に転じ、現在はそこからの調整局面。

  今2013年3月期の第1四半期は営業利益455臆円と、前年同期の48臆円の損失から様変わりの業績好転を見せた。それを踏まえ9月中間期の営業利益を660臆円から870臆円(前年同期317臆円)へ引き上げた。

  震災後の反動やエコカー補助金効果で大幅増収益となったが、下期以降は補助金切れの影響など読みにくいとし通期予想が据え置かれ、それがおとなしいリバウンド相場の要因となっていた。

  しかし、ここへ来て会社側の通期の営業利益見通し1500臆円(前期1218億円)に対し、1700臆円への増額の見方がアナリストから打ち出され、値固めを切り上げて出直り第2ラウンドを目指す公算が大きくなった。

  同社は乗用車用オートマチックトランスミッションを手がけており、新興国などでの装着率アップの流れに乗り来期以降の業績にも確かな手ごたえが感じられるのが強みだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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