【銘柄診断】キユーピーはストライドを伸ばし上げが本調子に、今期は増額の公算が大きい

2012年8月31日 16:14

  キユーピー <2809> が30日にグッとストライドを伸ばし、上昇力にエンジンがかかってきた。30日は1223円まで買い進まれ、7月2日の1218円の戻り高値をクリアー。4月23日の年初来高値1232円に肉薄、高値更新から新展開への道筋が見えてきたようだ。

  ヤクルト本社 <2267> 、味の素 <2802> など食品大手が新値追いのスピード感を緩めることなく強調展開を続けており、相対的な出遅れ感が強まるとともに、ここへきて証券会社が目標価格を引き上げたこともインパクトとなっている。

  調味料・加工食品はカロリーをカットするなど健康訴求タイプのマヨネーズやドレッシングの販売が好調で増収となり、メニュー提案など販促活動強化でサラダ・総菜の売上高も伸びた。タマゴがコンビニエンスストア向けの高付加価値製品の販売増や鶏卵の仕入値低下で大幅な増益となったことも大きく今2012年11月期の5月中間決算は116億円と前年同期比23%の増益を確保した。

  通期については営業利益235億円(前期比13%増)の見通しを据え置いているが、アナリスト筋の見方は増額で一致しており、それがまた株価をプッシュする好循環になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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