日産、ロシア市場向け新型「アルメーラ」を発表

2012年8月30日 16:16

 日産自動車は29日、モスクワ国際オートショーにおいて、ロシア市場特有の要件を満たした新型「アルメーラ」を発表した。

 「アルメーラ」は、典型的な4ドアの5人乗りセダンで、時代を超えたデザインが日産のDNAをはっきりと表している。長いホイールベースがゆったりとしたキャビンを作り出し、その一方で、ルーフからリアウィンドウ、トランクリッドにまで繋がる曲線の中に広々とした荷室が存在する。

 フロントは、日産らしい幅広い4本のバーグリルがドアハンドルと同じようにクロムメッキ加工されており、質の高いイメージを強調している。また、細部にまで気を配り作り出された「アルメーラ」では、このクロムメッキ加工に日産が特別に開発した防錆技術が施されている。同技術では、ロシアで除氷に使用される化学物質からの影響に耐え、クロムメッキ加工を維持するような特別な三価クロム化合物が使用されている。

 なお、同車の生産は、アフトワズ社(ルノー・日産アライアンスのロシアでの新しいパートナー)のトリアッティ工場の新たに作られた生産ラインで、グローバルな生産基準に完全に準拠した形で行われる。

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