【銘柄診断】ダイキン工業は中国の売上げが再び拡大期迎える、急落場面は絶好の買い場
2012年8月29日 15:50
ダイキン工業 <6367> の出遅れが目立っている。29日は米国の空調大手会社を3000億円で買収と報道され、その負担増への懸念で大幅安に売り込まれており、より好買い場提供場面となっている。
今2013年3月期の第1四半期の業績は営業利益222億円、前年同期比9%増の順調な決算となった。国内や中国などの需要拡大で、主力のエアコンは堅調だったが、半導体関連などの需要低迷で化学事業が落ち込んだことが増益率を抑えた。
通期については営業利益1000億円、前期比23%増の見通しが据え置かれている。注目点は中国で6月1日から1年間施行されるインバータ搭載家庭用エアコンを対象とした購入補助策。後半以降同社の売上げ増に拍車がかかるものと期待される。
加えて、内陸部の都市化や公共建物の省エネ促進策に伴い業務用空調も大きな成長が期待される。欧州や中国の景気減速懸念がくすぶる中、調整局面に入っていたが、そろそろ実態見直しの流れが回ってきてもおかしくない状況だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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