【銘柄診断】ソフトバンクはiPhoneの新製品発売で成長が再度加速との見方が強まる
2012年8月28日 16:19
ソフトバンク <9984> は全般の波乱をはね返し頑強そのものの動きを続けている。ユーロ高で29日の全体相場は輸出関連株が売り直される波乱含みの動きだが、同社は高値で超然とそびえいっこうに弱くなる気配が見えない。
環境が波乱の様相を呈すると、それが同社への人気高揚につながるパターンとなっており、まさに市場の中核銘柄としての存在感は圧倒的だ。為替に影響されない業態、躍進を続ける業績、さらには拮抗する取り組みと、今の物色難の相場で市場の買い気を一気に引き付ける要素を抱えている。
8月16日に3260円の高値を示現した後は、基本的に調整場面なのだが、その間の安値は3110円と押し幅はごく浅い。ここへきては米アップル社が「iPhone」の新製品を9月12日に開催するメディアイベントで発表するとの見方が流れ、それを受け加入者増のペースは再加速する可能性があると見られている。
この高値圏でもアナリストの強気予想がさらにヒートアップの様相を呈していることも市場人気の高さにつながっている。信用の取組は売り420万株、買い557万株とがっぷりの状態。売り方が居座っていることが逆に買い方を強気にしているようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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