【銘柄フラッシュ】ネクストやタカキューが急伸し味の素は高値更新

2012年8月24日 12:33

  24日前場は、ユーロを巡る円相場に不透明感があり、NY株は金融緩和観測の後退から115ドル安となったため、ディフェンシブ銘柄や材料株の個別物色が活発。味の素 <2802> が2日続けて年初来の高値に進み前引けは0.3%高、明治ホールディングス <2269> も3月につけた年初来の高値を更新。東証1部の売買代金1位はディー・エヌ・エー <2432> となり0.3%安。

  大阪証券取引所 <8697> (JQS)は12.6%安の急落となりJQ市場の値下がり率一時1位となり前引けは2位。東京証券取引所グループと経営統合に向けたTOB(公開買い付け)の完了を発表し、統合新会社は今より堅苦しい会社になりそうとの見方。

  シャープ <6753> は3.3%高となり出来高1位。みずほフィナンシャルグループ <8411> のみずほコーポレート銀行と三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> の三菱東京UFJ銀行が追加融資枠を設定と伝えられ好感。

  東証1部の値上がり率1位はネクスト <2120> の10.6%高となり通期の業績予想にも増額の期待がいわれ連日高値、2位はタカキュー <8166> の7.6%高となり業績予想と配当予想の増額を好感し急反発、3位はソフトバンク・テクノロジー <4726> の7.5%高となり通信機器の米アルカテル・ルーセントとの販売契約が伝えられ出直り急。

  関西電力 <9503> はゴールドマン・サックス証券による投資判断を好感し値上がり率4位の6.5%高、東北電力 <9506> も同5位の6.0%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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