【銘柄診断】いすゞは中期計画を前倒し達成も、トラック需要は国内、海外共に好調
2012年8月23日 16:18
いすゞ自動車 <7202> がこう着状態を続けているが、好業績を得て人気相場に復帰の可能性が強くなっている。
今2013年3月期の第1四半期の業績は売上げが前年同期比38%増の3917億円、営業利益は同96%増の281億円を確保した。第1四半期としては過去最高の営業利益である。前年同期が東日本大震災によるサプライチェーン寸断の影響で生産・販売水準が低かったことに加え、国内でのエコカー補助金制度や復興需要が追い風となった。
海外販売については、タイで昨年10月にフルモデルチェンジをした1トンピックアップトラック新型「D―MAX」の販売が好調で、新興国では市場の拡大基調がなお続いている。
今3月期については営業利益1230億円と前期比25%の増益見通しを据え置いている。来2014年3月期に営業利益1300億円を目指す中期計画はについては、アナリスト筋は今期に繰り上げ達成の可能性もあると見ている。
好業績評価に一区切りがついた形とはなっているが、市場の予想を上回る増益を受け、先では再び好業績にスポットが当たる可能性が強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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