【銘柄診断】サニックスは太陽光発電の好環境見直す、月次売上げは増勢トレンド
2012年8月22日 15:49
サニックス <4651> が再上昇のトレンドを迎えつつある。政府が太陽光発電パネルの設置で複雑な建築確認の手続きを不要とする方針を決めたとの報道が流れ、改めて太陽光発電の売上げ増に期待がかかっている。実際、太陽光や風力など再生可能エネルギーの固定価格での買い取り制度の利用が進んでいる。
同社の月次売上げの推移は４月が前年同月比８．８％増、５月が同２０．５％増、６月が同２３．１％増、７月が同１５．８％増と順調な売上げ増が続いている。８月８日に発表された今２０１３年３月期の第１四半期決算は大幅な改善を見せ、通期の営業利益２０億円という、前期比４．９倍の大幅増益見通しが据え置かれている。
株価調整時の決算発表で好業績見直しの流れにならなかったが、株価の戻りでは改めて好業績が関心を集めそう。直近８月１７日申し込み現在の信用残高は売り残１２９万株、買い残３５８万株とピークから見ると取り組みは縮小しているがそれなりに需給妙味を残している。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）
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