【銘柄診断】日野自動車は大幅な増額に期待が強まる、新たな評価替え相場へスタート

2012年8月21日 15:14

  日野自動車 <7205> は7月26日の安値498円をボトムに出直りに転じ、再び新展開入りへ挑戦の気配が漂ってきた。

  主力のトラックが国内では復興需要とエコカー補助金の恩恵を受け好調だったほか、海外もインドネシアなどで需要が堅調だったことで今2013年3月期の第1四半期の営業利益は152億円と前年同期比3.3倍の大幅増益を達成した。

  ただ、通期の見通しの営業利益470億円、前期比25%増益の見通しを据え置いたことで、決算発表後は改めて利益確定の動きが先行していた。

  しかし、復興需要の顕在化から国内普通トラック市場の活況が伝えられているほか、高採算なインドネシアとタイでの販売拡大により収益性がアップする可能性が強くなっている。

  第1四半期の営業利益の進捗率は通期見通しに対し32%を確保、増額必至の機運が急速に盛り上がり、そうした見方が株価に反映され始めている、アナリスト筋の見方は大幅な増額で一致しており、株価も新たな評価替え相場にスタートを切ったと判断できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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