【銘柄診断】岩崎電気はLEDの成長に期待、拡販態勢を強化しさらなる売上げ増目指す

2012年8月21日 15:13

  岩崎電気 <6924> が出直り相場入りのニュアンスを強めてきた。LED照明の販売拡大を背景に大幅増益見通しを打ち出した遠藤照明 <6932> (大2)が新値更新の躍動感ある上昇を見せており、LED関連として同社にも見直しの買いが流入し始めている。

  同社の場合、ネックとなっているのは低調な業績。今2013年3月期の第1四半期の業績は営業損失が5億7900万円(前年同期3億2000万円の損失)とさえなかった。LEDの売り上げは好調なのだが、プロジェクター光源などの光応用部門が足を引っ張っている。

  現在は拡大するLED需要を取り込むために、全国主要都市の営業所に民需専任の営業部署を設け、より積極的に拡販を進めている。LED販売の売上げ成長が本格化した時、業績は様変わりの改善となることが予想される。

  東日本大震災による津波で、塩害の被害を受けた農地の再生に向け植物工場の設置が検討されるなど、LEDの需要は急ピッチで伸びつつある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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