【銘柄診断】日産東京販売ホールディングスは収益体質の強化が進む、踏み上げ相場の兆候も

2012年8月20日 15:03

  日産東京販売ホールディングス <8291> 17日に大陽線を立て、413円と7月5日の高値422円に肉薄してきた。

  ルック <8029> の新値への躍進から仕手系株が幅広く人気を集めているが、ルックに次ぐ新展開入り2番手の様相が強まっている同社に仕手株指向の個人投資家の買いが大挙を流入の気配だ。

  信用売り残は8月3日申し込み現在で518万株まで減少したが、8月10日申し込み現在では639万株まで再び急増した。株価出直りにカラ売りで臨む投資家多いことを示している。一方、信用買い残は571万株とごくわずかの増加に留まり、信用は売り長状態が続いている。

  さらに17日の売買では日証金で新規売りが急増、需給はさらなる好転を示している。信用売り残の前回のピークは7月6日の723万株、ここへきて再びそのライン近づきつつあり、需給相場第二ラウンド入りの気配が強まってきた。日証金では連日逆日歩が発生しており、売り方の買い戻し活発化の方向も予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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