ココストアとミニストップが業務提携、商品供給・開発の共有化など検討

2012年8月16日 17:43

 ココストア、ココストアイースト、ココストアウエスト、ミニストップの4社は16日、商品分野、物流分野、システム分野での業務提携に関して基本合意したと発表した。また、ココストアイーストとココストアウエストは、ミニストップと資本提携をするでも基本合意したという。

 4社によると、今回の業務提携は、コンビニエンス事業を取り巻く経営環境の変化と競争激化に対応するもの。

 商品・物流部門では、商品力強化を目指した商品供給・商品開発の共有化、物流体制の効率化を検討。システム部門では、店舗を含めた情報システム(POS・会計等)のコスト削減を目指し、各社が保有するシステムノウハウの共有や共通開発の可能性について検討する。

 資本提携については、ミニストップが、ココストアイーストとココストアウエストに対し、出資比率を10%を目安に提携することで合意したという。出資方法など詳細については今後検討していくとしている。

 ミニストップは資本金が74億9,153万円で、2012年7月末現在の店舗数が2,156店。2012年2月期の店舗売上高は3,555億2,500万円。

 ココストアは資本金が4,000万円で2012年7月末現在の店舗数が147店。展開エリアは関東、近畿、中国、九州地方。2012年5月期の店舗売上高は199億3,300万円。

 ココストアイーストは資本金が5,000万円で2012年7月末現在の店舗数が306店。展開エリアは東北、関東地方と沖縄。2012年5月期の店舗売上高は384億5,600万円。

 ココストアウエストは資本金が5,000万円で2012年7月末現在の店舗数が307店(ココストア69店、エブリワン238店)。展開エリアは九州地方。2012年5月期の店舗売上高は505億6,900万円。

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