「片道切符」での火星移住を本気で考えるプロジェクト
2012年8月16日 11:20
あるAnonymous Coward 曰く、
「2023 年までに 4 人を火星に送り届ける」というプロジェクトが現実に進んでいるという。来年にも志願者を募集するらしい。ただし、その切符は片道分しかない (Mars One のサイト、AFPBB News の記事より) 。
このプロジェクトはオランダの企業家らが立ち上げた民間プロジェクトで進められており、もちろん膨大な資金が必要だ。この資金は、テレビの「リアリティ番組」を活用することで集めるという。つまり、その過程の一部始終をテレビで放映することでスポンサーを集めるということだ。
2016 〜 2022 年には宇宙ステーションの部品や食料、機材などを火星に向けて送り出し、2023 年には 4 人が火星に到着、2033 年には約 20 人が住む「コロニー」が作成されているという。もちろん、技術的な困難さも多い。これからの技術進歩に期待したいところではあるが、人類の火星移住は実現するのだろうか。
スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | 火星
関連ストーリー:
NASAの火星探査機「Curiosity」、無事着陸 2012年08月07日
NASA、次期火星探査車の着陸地点を発表 2011年07月25日