書店ゼロの街が増加

2012年8月15日 07:00

あるAnonymous Coward 曰く、 すっかり街中で本屋を見なくなったと思っていたら、本当に減っていたようだ。書店の動向に詳しい出版社「アルメディア」の調査によると、今年五月現在、全国の自治体の17%にあたる317市町村が「書店ゼロ」になっているという(東京新聞)。

 首都圏でも、茨城県つくばみらい市が「書店ゼロの市」の1つになった。つくばみらい市には昨年、駅前への書店誘致を求める投書が相次いだため、市産業経済課がチェーンの書店に出店を働き掛けたが、色よい返事はなかったとしている。留萌市に昨夏オープンした三省堂書店の支店「留萌ブックセンター」のように、市民のリクエストによりゼロから新たに書店が誕生した例もある。といっても、同店は市民がボランティアで支援して維持している状態だという。

 スラッシュドットのコメントを読む | ビジネス | 書籍

 関連ストーリー:
文教堂、絶版本などの買い切り直接取引を進める方針 2012年07月27日
ジュンク堂、「本当に売りたい本」をPOPで紹介する「魂のPOP」フェアを開催 2012年07月11日
オンライン書店ビーケーワン、5月17日より電子書籍販売サイトhontoに統合 2012年05月04日

 

関連記事

最新記事