【銘柄診断】ソフトバンクは市場の中核銘柄に、途絶えないカラ売りが相場の生命線

2012年8月15日 15:02

  ソフトバンク <9984> が頑強そのものの動きを続けている。再び高値を更新した14日の相場では売買代金でトップを記録するなど、まさに市場の中核銘柄としての存在感を示している。

  為替に影響されない業態、躍進を続ける業績、さらには拮抗する取り組みと、今の物色難の相場で市場の買い気を一気に引き付ける要素を抱えている。

  ここへきては米アップル社が「iPhone(アイフォーン)」の新製品を9月12日に開催するメディアイベントで発表するとの米メディアの観測報道が伝えられ、新製品への期待が広がっている。

  直近8月10日申し込み現在の信用の取組は売り残420万株、買い506万株と拮抗しており、日証金では断続的に逆日歩が発生している。そして高値更新の14日の相場では、日証金では新規売りが大挙流入している。そうした上がれば増えるカラ売りが強調相場継続の大きな要因といえそう。

  会社側では今2013年3月期の業績見通しを未公表だが、アナリスト時の見解では1株利益は300円に近づくものと見られている。高値水準でもPERでは必ずしも割高ではないのだが。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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