【銘柄診断】日本ヒュームは復興需要を取り込み受注高は大幅増を達成、増額への期待も

2012年8月14日 09:12

  日本ヒューム <5262> が、もみ合いを抜け出し、本格出直り相場突入のニュアンスが強まってきた。8月10日の後場に好決算を発表、それを契機に好業績株買いの動きが強まった。

  今2013年3月期の第1四半期の営業利益は2億8600万円と、前年同期の1500万円から急回復する決算となった。

  主力のコンクリート製品事業ではパイル需要の回復やRCセグメントの受注等が伸び、下水道耐震化工事が増加したことで工事事業部門も好調に推移した。コンクリート製品の受注高が55億2500万円と前年同期比40%増となったことなどから、全体の受注高も前年同期に比べ27%増の73億円を確保した。

  今後の売上げ増につながる受注高の好調は今回据え置かれている通期の営業利益16億円(前期比35%増)の増額への期待感を刺激するものだ。復興関連株の業績にはばらつきが出てきているが、同社はその中でも明の部分を代表する銘柄になりそう。PBRは0.5倍台に過ぎない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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