【銘柄診断】日産東京販売ホールディングスは収益体質の強化が進む、踏み上げ相場の兆候も
2012年8月14日 09:12
日産東京販売ホールディングス <8291> は10日に大陽線を立て、急速な引き戻し相場に転じてきた。ルック <8029> の新値への躍進から同社の新展開への連想人気を呼び込んでいる。
8月3日に発表された今2013年3月期の第1四半期決算は営業利益が4300万円と、前年同期の2100万円の営業損失から大きく好転した。
中古車相場の低迷によるマイナス要因もあったが、顧客のニーズに合わせた提案型営業による付加価値販売に継続して取組んできたこと等から、日産販売会社3社(日産プリンス東京販売、日産プリンス西東京販売、東京日産自動車販売)を中心に収益体質が強化されてきている。従って営業利益38億円、前期比9%減の見通しが据え置かれた今期業績についても、増額の期待感が強まっている。
直近8月3日申込み現在の取り組みは売り残518万株、買い509万株と売り長の状態にあり、日証金では連日逆日歩が発生している。10日の売買ではカラ売りの買い戻しが増加しており、やや踏み上げ相場入りのニュアンスも出てきている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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