【銘柄診断】コシダカホールディングスは既存業種新業態のビジネスモデルで成長達成
2012年8月12日 00:00
コシダカホールディングス <2157> (JQS)は5月9日の高値2704円からの調整局面にあり、現在はもみ合いの下限水準での展開。
同社は郊外型カラオケボックス「カラオケ本舗まねきねこ」を直営中心に全国で320店舗展開(12年5月末)している。競争激化や後継者難から経営に行き詰った個人経営のカラオケボックスを居抜き方式で借り受けることにより店舗網を拡げてきた。
また、ここへきて積極展開しているのが、女性専用30分フィットネスクラブ「カーブス」。フランチャイズ中心に1145店舗(12年5月末)にまで拡大してきた。
今2013年8月期の第3四半期累計の決算は32億9700万円と前年同期比39%増益を達成した。同社は「既存業種新業態」の考え方を経営戦略に据えている。
小型のフィットネススクラ「カーブス」もそうだし、カラオケでは一人用カラオケ「ワンカラ」を昨年11月に開店、以後出店増を続けている。既に社会に存在し誰もが知っている業種であっても、全く新しいサービスや運営手法を生み出し、独自のビジネスモデルを確立している。
また、前期から新規事業として温浴施設の運営を開始。既に3施設を開設しており、今後の収益押上げ要因になりそう。ここ数年の営業利益は2009年8月期の14億9600万円から、2010年8月期25億300万円、2011年8月期33億5600万円、今8月期39億1900万円と順調に成長し、アナリスト筋は来2013年3月期も大幅増益の見通しを立てている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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