【銘柄診断】ゲオホールディングスは新たな収益源と期待されるリユース事業の展開に注目
2012年8月11日 23:42
ゲオホールディングス <2681> がもみ合い圏から浮上の兆しを見せ始めている。8月8日に発表された今2013年3月期の第1四半期決算は売上げこそ590億円と前年同期比3%増加したが、営業利益は38億4200万円と同3%の減少となった。
新規出店や新品ソフトの発売が売上げ増を支えた。ただ、高利益率商品のレンタル売上が減少し、相対的に利益率の低い新品ゲームソフトの売上げが高まったことが微減益の要因。
ゲオショップの既存店の月次売上げ動向を見ると、4月の前年同月比3,8%減から5月0.3%増、6月が3.5%増と回復傾向を強めていたが、7月は5.1%減へ再びダウン、まだはっきりした増加トレンドには至っていない。
通期については営業利益185億円と前期比1%増の増益見落としが据え置かれたことで、それなりの安心感が出たようだ。ただ、株価は出店増による業績上伸についてはかなりの部分を織込んでいる。
ゲオショップに続く店舗網の構築を目指すリユース店舗の「セカンドストリート」「ジャンブルストア」がさらなる収益アップの原動力になるかどうかがポイントになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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