【銘柄診断】高島は好決算発表を機に新規の売り買いが膨らむ、中間期増額に期待を残す

2012年8月11日 23:41

  高島 <8007> が再び注目されそうな局面を迎えている。8月9日に発表された今2013年3月期の第1四半期決算は、営業利益が3億1100万円と前年同期比2.1倍増益を達成した。市場の期待通りの好調な決算となった。

  太陽エネルギー関連分野、省エネ関連、復興復旧関連分野の売上げ増が寄与した。ただ、9月中間決算の営業利益5億5000万円、前年同期比3%増の見通しは据え置いた。

  第1四半期決算の進捗率は56%に達しているだけに、今後の増額に期待を残す形となっている。従って株価も好材料出尽くしとはならず、改めて見直し買いを誘うパターンとなっている。

  直近の信用残は8月3日申し込み現在で売り残が300万株、買い残432万株と拮抗状態を保っている。ピークから見れば売り買いとも縮小しての拮抗パターンだが、決算発表を契機に改めて、新規の売り買いを呼び込んでおり、再び仕手人気がクローズアップされる状況を迎えつつある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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