エイベックスとソフトバンクが合弁会社設立、エンタメ総合サービスを共同展開

2012年8月9日 19:16

 エイベックス・グループ・ホールディングスとソフトバンクは9日、合弁会社を設立し、今年11月(予定)より新たなエンターテインメント総合サービスを共同展開することについて基本合意に至ったと発表した。

 合弁会社の商号や代表者、資本金、株主構成は未定。設立年月日は2012年9月の予定。主な事業内容は会員制音楽・映像配信事業。両社は今回の基本合意に基づき、合弁会社の詳細について協議していく。

 昨今、通信インフラや携帯電話端末の革新によりスマートフォンの普及が急速に拡大しており、スマートフォンを取り巻く市場も急速に変化している。それらの変化を受け、エイベックス・グループが属するエンターテインメント分野では、音楽においては定額の聴き放題、映像においては定額の見放題、またそれらをマルチデバイスで視聴するといった新たな楽しみ方がユーザーに広まりつつあるという。

 こうした背景のもと、エイベックス・グループの企画力・制作力と、ソフトバンクグループのスマートフォンを軸とするインターネットにおける開発力やインフラを組み合わせ、音楽・映像の定額サービスを中心としたエンターテインメント総合サービスを共同展開すべく、両社間で合弁会社を設立することを基本合意した。今後、両社の協力体制のもと、音楽・映像コンテンツ市場の活性化と一層の拡大を図っていく。

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