アポロ 13 号の地球帰還策は MIT 大学院生のアイデアだった?

2012年8月8日 11:20

 ある Anonymous Coward 曰く、

  アポロ 13 号の地球への帰還策は MIT の大学院生のアイデアであったとの話が GIZMODO の記事に掲載されている。

 元ネタは海外の掲示板 Reddit の「アポロ 1 〜 14 号のミッションに関わり、後に大統領となった人物二人と元から知り合いだった 97 歳だけど、何か質問ある? (意訳)」と題されたエントリ。孫が代筆しているというこのエントリには、アポロ 13 号が無事帰還できたのは MIT の大学院生のおかげだとの告白が書き込まれている。

 1970 年に打ち上げられたアポロ 13 号は米国 3 度目となる有人月飛行計画であった。しかしアポロ 13 号は打ち上げ後機械船の酸素タンクが爆発するというアクシデントに見舞われ、月面着陸ミッションを放棄せざるを得なくなる。NASA は宇宙飛行士らを無事に帰還させるため月の裏側を周り、その引力を利用して地球への帰還軌道に乗せる月周回中止案を採用するが、当時アポロミッションの広報を担当していたという 97 歳によるとこれは MIT の大学院生からの一本の電話がきっかけだったとのこと。MIT 生が提案してきた月周回案は NASA のエンジニアらによって検証され、実行に移されたというのだ。

 彼の功績を讃え当時の米大統領との会見といった話も持ち上がったが、この大学院生が髪も髭も長く伸ばした筋金入りのヒッピーであることが判明、お堅い NASA は彼の関わりもみ消すことにしたとのこと。どこまでが本当の話か分からないところもあるが、ネットではこの学生探しが始まっているとの話だ。

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