【株式市場】輸出関連株中心に堅調で猛暑を材料に電力株が軒並み高

2012年8月7日 15:45

■東証1部銘柄は61%が高い

  7日後場の東京株式市場は、引き続き全般堅調。円相場が対ユーロで96円~97円を出没する水準で安定し、前場の輸出関連株に続き大手商社、海運株なども堅調。

  キヤノン <7751> が6日続伸となり、前場に続き売買代金1位。また、四半期決算の好調だった電気化学工業 <4061> が後場急動意など、好決算銘柄の物色も活発。全国的な猛暑を受け、電力株が軒並み値上がり率上位に進んだ。東証1部の値上がり銘柄数は1017銘柄(約61%)だった。

  日経平均は続伸。後場は、大引けにかけて8812円42銭(86円13銭高)まで上げ、終値も8803円31銭(77円02銭高)。終値での8800円台は7月11日以来。

  東証1部の出来高概算は、14億6612万株、売買代金は3日続けて1兆円に届かず8240億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は1017(前引けは807)銘柄、値下がり銘柄数は495(前引けは641)銘柄。

  また、東証33業種別指数は32業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、鉄鋼、水産・農林、海運、鉱業、化学、石油・石炭、パルプ・紙、非鉄金属、保険、輸送用機器、ガラス・土石、など。値下がりした業種は、精密機器、のみだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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