全日空、羽田に空港業務全般を担うハンドリング会社を設立

2012年8月7日 12:56

 全日本空輸(ANA)は6日、ANAの戦略的拠点空港である東京国際空港(通称:羽田空港)に、運航支援・旅客ハンドリングなど空港ハンドリング業務全般を行う「ANAエアポートサービス株式会社」を設立したと発表した。

 ANAグループのひとつとして一翼を担う新会社を設立することにより、空港運営に関わる責任・権限を明確化し、自律的な経営を行うことで判断スピードの向上を実現し、「更なる品質向上」、「効率的な生産体制の確立」、「空港ハンドリング受託の収益性向上」、空港機能全体を俯瞰(ふかん)した全体最適に資する判断を行える「人財育成」を行う。

 新会社は、2013年4月より、ANA東京空港支店として行っている旅客ハンドリング業務と運航支援業務を担い、営業を開始する。2014年4月には、羽田空港のグランドハンドリング業務、航空機貨物取扱業務を行っているANAグループのANAエアポートハンドリングと経営統合し、ANAの戦略的拠点である羽田空港の空港業務を一元化し、世界をリードする空港サービス品質とオペレーション品質を提供していく。

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