NHK菖蒲久喜ラジオ放送所のメガソーラーが完成、放送所で日本初の2MW級

2012年8月7日 12:34

 NHKが省エネルギー対策の一環として整備を進めてきた菖蒲久喜ラジオ放送所の太陽光発電システム(メガソーラー)が完成し、8月8日から最大容量の発電を開始することが6日わかった。

 今回整備したメガソーラーは、2メガワット級(2,000kW)の太陽光発電システムで、日中の最大発電時には同放送所すべての電力を供給できる見通し。予定されている年間発電量は200万kWh(一般世帯約500世帯分に相当)で、削減されるCO2排出量は年間1,100トンに相当する。なお、放送所でこのような大規模なソーラー設備を運用するのは日本で初めてとなる。

 日本最大級の送信電力を持つ菖蒲久喜ラジオ放送所は、NHKのラジオ放送(R1、R2)を、関東・甲信越を中心に、北方向は宮城県の一部から西方向は愛知県の一部まで、約2,000万世帯(全国総世帯の約4割に相当)に提供している。

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