【銘柄診断】ブックオフコーポレーションはリユース需要が着実に増加、第1四半期は好調

2012年8月6日 14:47

  ブックオフコーポレーション <3313> は6月5日の安値625円をボトムに7月13日には700円の戻り高値まで水準を切り上げた。現在はそこからの調整局面。

  8月3日に今2013年3月期の第1四半期の業績が発表されたが、営業利益は6億7700万円と前年同期比26%増益の好調な決算となった。

  同社は書籍・CD・DVD・ゲーム、アパレル・スポーツ用品など様々なジャンルのリユース事業を手掛けている。

  主力のブックオフ事業は新規出店やオンライン事業の売上げが増加、サービス券の発行抑制などで利益率も向上した。リユース事業も主力のアパレルに注力し販売・買取価格の調整、在庫水準の見直すことにより利益がアップした。

  9月中間決算の営業利益予想9億5000万円(前年同期比34%減)に対し、第1四半期の進捗率は71%に達したが、中間期、及び通期の営業利益32億円(前期比6%減)の予想は据え置いた。売上げは毎期増加しており、リユースへの消費者のニーズが強いことがうかがえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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