【銘柄診断】ハードオフコーポレーションは配当利回り4.9%という高さが注目ポイント
2012年8月5日 14:02
ハードオフコーポレーション <2674> は7月12日の戻り高値558円からの調整局面にある。それも5月15日の安値488円が視野に入る低空圏での展開。
今2013年3月期の第1四半期業績は営業利益が3億9900万円となった。連結ベースの比較対象はないが、前年同期の単体の3億8300万円と比べると4%の増益となる。中間決算の見通し7億5000万円に対し、進捗率は57%と、まずまずの決算といえる。
同社は電気製品、家庭用品、ブランド品、書籍など各種のリサイクル店を展開している。環境問題への関心の高まりを背景にリユース商品への需要が着実に高まっている。
現在、全国で670店を超えるリユースショップを展開しているが、リユース業界の圧倒的なリーディングカンパニーとなるために、2020年に全国で1000店舗を目指している。
PERは7.9倍と低く、PBRも0.7倍と割安なのだが。株価上昇へむけてはパンチ力のある材料に欠ける面は否めない。配当利回りが4.9%にも達するので、下値不安は薄く、現行水準でのもみ合いになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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