メルセデス・ベンツ日本、新型Gクラスを発売 最高級の四輪駆動車

2012年8月3日 11:35

 メルセデス・ベンツ日本は2日、メルセデス・ベンツの最高級クロスカントリービークル(四輪駆動車)「Gクラス」に、内外装を一新し装備を充実するとともに、新世代V型8気筒ツインターボエンジンを搭載したハイパフォーマンスモデル「G 63 AMG」、およびV型12気筒ツインターボエンジンを搭載したスーパーオフローダー「G 65 AMG」を追加し、同日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ発売すると発表した。価格は1340万円(税込)から。

 Gクラスは、1979年に発売されて以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、常に最適のパワートレイン、装備を加えながら進化を続け、一時的な流行とは無縁の強烈な個性と圧倒的なオフロード性能により、登場から33年を経た現在もライフスタイルにこだわりを持つ顧客に強く支持されている四輪駆動の頂点を極めたモデル。

 新型Gクラスのエクステリアは、時代を超越したスクエアなフォルムを継承しながらも、LEDドライビングライトや新設計ドアミラーをはじめとするモダンデザインを採り入れている。

 大幅に改良を施したインテリアは、ダッシュボードやメーターパネル、センターコンソールなどのデザインを一新。面積を拡大したインテリアトリムやメタル調のスイッチ類、新デザインのシート、ステアリングを採用し、モダンかつ上質でエクスクルーシブな室内空間を実現している。

 また、新型Gクラスには、安全な走行をサポートするさまざまな最新技術を採用している。レーダーシステムを搭載し、車線変更時などに車両の斜め後方の死角エリアを監視し、衝突の危険を検知するとドライバーに警告を発するブラインドスポットアシストや、高速走行時などに速度設定を行なうと前方の車両を監視しブレーキやアクセルを自動制御し車間や速度を適切に保持するとともに時速0km/hまで減速する渋滞追従機能を備えたディストロニック・プラスを標準装備した。また、後退時に車両後方の様子をディスプレイ画面に表示するリアビューカメラや、バンパー内に設置された超音波センサーにより障害物との間隔をインジケーターと警告音で知らせるパークトロニックをフロントとリアに装備し、駐車時などの安全性を高めている。

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