ココカラファイン、新潟県を地盤とするドラッグストア「コダマ」を買収
2012年8月2日 12:19
ドラッグストアチェーンの運営大手であるココカラファインは2日、新潟県を中心とする甲信越、東北エリアにてドラッグストア・調剤をチェーン展開している株式会社コダマ(本社:新潟県新潟市)の株式取得に向け、8月1日に同社の株主との間で基本合意書を締結したと発表した。年内にコダマの全株式を取得し、完全子会社化する。
コダマは、明治2年の創業以来「感謝と奉仕」を経営理念に、新潟県を中心に甲信越、東北エリアに85店舗のドラッグストア・薬局を展開しており、新潟県を中心とした甲信越エリアにおいて知名度の高いトップクラスの企業。ココカラファインとコダマは2009年9月16日付で業務提携基本契約を締結し、商品供給を中心としてドラッグストア・調剤事業の強化に関する取組みを行ってきた。
そして今回ココカラファインは、コダマをグループに迎えることのシナジーを勘案した結果、経営理念を共有しその実現に向けて取り組むことのできる企業であり、また、ココカラファイングループとしての新規エリアとなる新潟県を中心としたエリアにおいて強固な営業基盤となりえると判断し、コダマの株式を取得し、子会社化することを決定。コダマの株主との間で基本合意書を締結するに至った。
ココカラファインはコダマの株式取得後、同社を営業基盤とした甲信越エリアにおける事業展開を推進することにより、経営理念の実現と中期経営計画の達成を図っていく方針。