【銘柄診断】ネットワンシステムズは今期第1四半期減益受け、アク抜け相場入りへ

2012年8月1日 15:54

  ネットワンシステムズ <7518> の動きが良くなってきた。7月26日に発表された今2013年3月期の第1四半期決算は営業利益21億円と前年同期比21%減益に見舞われた。

  株価はまさにその日、7月26日に1031円の目先底値を示現したが、その後は軽快な引き戻しに転じてきている。

  第1四半期の低調から、先行き不安感が広がるとの観測もあったが、実際には逆に材料出尽くし人気に変わる状態となった。同社はネットワークの中核機器である異なるネットワーク同士を接続するルーター、ネットワーク内部の通信を制御するスイッチを手掛けている。

  東日本大震災以後、コンピュータの安全性の視点からクラウドコンピュータを導入する企業が増え、データセンターの拡大が続いている。そのデータセンター向けにサーバ、ストレージ、そしてネットワークにいたるICT基盤全体を提供している同社にとって、まさに良好な状態にある。そのため今3月期通期については営業利益166億円と9%の増益を確保できる見通し。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【特集】不動産大手6社を徹底検証!、当面の収益はマンション分譲が寄与(2012/05/26)
【特集】海運関連:海運業界大手3社の動向を探る(2012/05/06)
個人投資家向け企業情報 Media-IR(日本インタビュ新聞社)(2012/07/25)
IRソリューション 個人投資家向け企業情報 Media-IR(日本インタビュ新聞社)(2012/07/25)

関連記事

最新記事