ユン・サンヒョン、映画『音痴クリニック』クランクアップ!

2012年8月1日 00:45

 ユン・サンヒョンのスクリーンデビュー作として期待を集めている『音痴クリニック』(提供/配給:ロッテエンターテイメント、製作:展望の良い映画会社、監督:キム・ジニョン、主演:ユン・サンヒョン、パク・ハソン)が、7月26日にクランクアップした。

 『音痴クリニック』は、『チョンダム菩薩』、『危険な顔合わせ』などのヒット作を手掛けたキム・ジニョン監督の新作映画。想いを寄せる男性のために音痴から脱出しようと奮闘するドンジュ(パク・ハソン)と、彼女の手助けをしようとして恋の騒動に巻き込まれる音痴クリニック講師シンホン(ユン・サンヒョン)の物語。この日は、最後の撮影として、ソウル江南の地下鉄駅で、シンホンとドンジュの出会いのシーンの撮影が行われた。

 チヂミ屋の娘であるドンジュは、お小遣いを稼ぐため駅近くの塀にチヂミ屋のチラシを貼っていたが、その隣で音痴クリニックのチラシを貼っていたシンホンと出会い、縄張り争いを繰り広げる。ヘルメットを被っていたドンジュは相手に顔がわからないということで度胸がつき、体当たりのケンカまで始めてしまう。ユン・サンヒョンとパク・ハソンは、セリフの消化はもちろんのこと、体を張った演技やギャグまで披露し撮影現場の笑いを誘った。

 スクリーンデビュー作である『音痴クリニック』を通してこれまで隠してきたコミカル演技を充分に発揮し、新たなキャラクターを披露することはもちろん、歌手顔負けの歌唱力まで発揮し女心を引きつけるユン・サンヒョンは、「これまで出演してきたドラマでは、大規模で華やかなステージで歌を歌ったことはなかったが、今回の映画のラストシーンでは多くの観客の前で歌うという設定だったのでとても興奮したし楽しかった。僕にとって初めての映画だったので心配していたが、スタッフや共演者のおかげで無事撮影を終えることができた」と感想を伝えた。

 また、美しい顔とは相反する体を張ったギャク演技もこなし、キュートで元気いっぱいのドンジュ役を演じたパク・ハソンは、「この映画と同じくらい楽しくて温かい撮影現場だった。演技以外にも、ボーカルトレーニング、NANTA、ピアノなど、準備することが多くて大変だったが、その分素晴らしい映画が出来上がったのではないかと思う」と感想を伝えた。

 ドラマ『内助の女王』、『お嬢さんをお願い』、『シークレットガーデン』などで安定した演技力と歌手顔負けの歌唱力を披露、ブラウン管を掌握したユン・サンヒョンが今回初の映画に挑戦するということでファンの期待は大きい。前作で見せた歌唱力はもちろんのこと、表面は荒々しいが内面はとても温かい心を持っているというシンホン役になりきり再び女心を揺さぶる予定だ。

 また、『ハイキック!短足の逆襲』で天然教師役を演じ視聴者を虜にしたパク・ハソンは、今回も最強のコメディー演技を披露してくれる予定。彼女が演じるドンジュという女性は、熱しやすく冷めやすい、また、体ギャグが特技というかなり天然なキャラクター。前作とはまた一味違ったコメディー演技で観客を楽しませてくれるに違いない。

 さらに、少し前に最高視聴率を記録し話題となったドラマ『赤道の男』でカリスマ演技を見せ注目を集めたイム・ジョンウンが、親友ボラ役を演じる。ボラは初めドンジュの片想いを応援する立場として登場するが、いつの間にか恋のライバルになってしまうという設定。パク・ハソンの片想いの相手ナム・ミンス役には人気ドラマ『ロマンスが必要』で女性視聴者の心を捉えたチェ・ジニョクがキャスティングされ、再びその魅力を発揮する予定だ。

 『危険な顔合わせ』の製作陣とユン・サンヒョン、パク・ハソンら最高の出演陣がタッグを組んだ映画『音痴クリニック』は、後半作業を経て2012年下半期に公開される予定だ。(翻訳:宮本りさ)

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