【銘柄診断】アシックスは海外展開に注力、オリンピック効果による収益アップを評価
2012年7月31日 16:04
アシックス <7936> は7月25日の安値840円で底を打ち、以後着実に出直り色を強めている。
同社は各種スポーツシューズを中心にスポーツウェアやスポーツ用具を製造しており、開催中のロンドンオリンピックへの関心が強まる中、今後見直し評価の流れが強まりそう。
世界各地のマラソン大会への協賛や世界陸上競技選手権大会で有名選手に同社製品を提供するなど、グローバルでのアシックスブランドの認知度およびイメージの向上に注力してきたが、オリンピックはそうした中でも一際注目度の高い大会。
そのロンドンオリンピックに伴う広告宣伝費の増加で今2013年3月期の9月中間決算は減益になる模様だが、オリンピック効果が期待される後半は盛り返し、通期では営業利益200億円と前期比2%増益を確保できる見通しだ。
世界的にランニングブームが広がる中、海外で抜群の知名度を誇る同社の成長戦略が見直されていきそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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