『Dr. JIN』 ソン・スンホン、運命をかけて再び歴史に介入するのか?
2012年7月30日 18:38
韓国MBC週末特別企画『Dr. JIN』の天才医師ジンヒョク(ソン・スンホン)が、再び葛藤の岐路に立つ。
先週の『Dr. JIN』では、興宣大院君(イ・ボムス)がカトリック弾圧の命令を出したため、ジンヒョクは懸念していたことが現実となったことに苦悩していた。
カトリック迫害に反対するジンヒョクは、カトリック信者のヨンレ(パク・ミニョン)を危険から守りたいというだけでなく、何よりも懸念していた理由は、カトリック迫害が興宣大院君の鎖国政策の導火線となり、丙寅洋擾(へいいんようじょう:フランス人宣教師の処刑を契機として朝鮮とフランスとの間で発生した戦争)を引き起こして多くの命が犠牲になったからだ。
この事件は、結論として韓国の近代化が遅れる原因にもなった。未来から来たジンヒョクは、このすべての歴史の弊害を知っているので、興宣大院君の意図を再び阻止することができるのかどうか、ストーリー展開が注目される。
しかし、チュノン(イ・ソヨン)の助言通り、ジンヒョクが歴史に介入するほど、大きくなる頭の中のこぶに運命の危機を重ね合わせることもできる。
このような中、第19話の予告編では、ヨンレがジンヒョクに「それが歴史だとしても、助けることができるなら助けなければならないのではないか」と助言し、彼の選択に視聴者の関心が高まっている。
ネットユーザーからは、「一人の女性を守りたいという恋心と、時代の弊害を防ごうとする医師としての強い志が際立っている」「はたして、ジンヒョクはもう一度歴史に介入して興宣大院君のカトリック弾圧を防ぐことができるのだろうか?」「自身の運命の危機にもかかわらず、すべての人々の安全と危機と国を思うジンヒョクの広い心が感動的だ」というコメントが寄せられた。
ジンヒョクは自身の運命をかけて歴史を変えることができるのだろうか。28日第19話で確認することができる。『Dr. JIN』は、オリンピック中継放送のため、通常より10分早い9時40分より放送される。(翻訳:萩庭雅美)