【銘柄診断】日産東京販売ホールディングスは反転相場入り、売り方の買い戻し活発化へ

2012年7月29日 10:11

  日産東京販売ホールディングス <8291> は7月24日の297円を目先底値に反転の兆しを強めてきている。

  同社の場合、6月12日の204円をボトムに7月5日の422円までの上昇相場、そして今回の下降相場ともに株価の足取りが非常に穏健なことが特徴。そのため、個人投資家の売り買いが活発に流入し、仕手人気が継続している。

  ポイントとなる信用残高は、直近7月20日申し込み現在で売り残が647万株、買い490万株と、信用倍率0.7倍の大幅売り長状態。日証金では連日逆日歩が発生している。

  売り残の推移を見ると6月8日申し込み現在の99万株から6月15日に299万株へ大幅に増加、ここから仕手相場に突入している。この間、株価は210円台のもみから上放れに進んだ展開。その後株価は終始堅調に推移し、当時売り込んだ向きは現在に至るまで買い戻しのチャンスがないまま推移してきていることになる。

  株価が調整の間は静観していたカラ売り筋も再度の動意で静観しているわけには行かなくなった。売り方の買い戻し活発化、株価の出直り鮮明化の方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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