バンダイナムコ、憧れのキャラクターと電話で会話ができるサービスを本格展開

2012年7月27日 18:13

 バンダイナムコゲームスは27日、アニメやゲームのキャラクターと電話を使って会話ができるサービス「ボイスワールド」の新サービスを開発したと発表した。7月30日にバンダイから発売される「アイドルマスターウエハース2」(税込105円)からサービスを開始する。

 「ボイスワールド」は、電話を使ってキャラクターと疑似的に会話をしているような体験ができるサービス。キャラクターからの質問に対する利用者の回答を音声認識することで受け答えが分岐・変化する。利用者が電話をするだけでなく、キャラクターから電話がかかってくる機能も搭載し、あたかもキャラクターが存在しているかのような感覚を体験することができる。

 新サービスでは、音声による電話だけでなく、携帯サイトと連動することでキャラクターからプレゼントが贈られてくると言った演出を可能にし、従来に比べてより深いコンテンツへの没入感を提供する。サイトからのデジタルな「視覚」による演出と、電話で会話する「聴覚」によるアナログの演出を用いて、現実世界とバーチャル世界を融合させ、利用者をコンテンツの世界観にいざなう。

 会話の事例や今後提供予定のコンテンツを紹介するポータルサイトも近日開設する。バンダイナムコゲームスは、同新サービスを「キャラクターと電話で会話ができる」新しいキャラクタービジネスの一つとして、製品やコンテンツなどの付加価値を高めることを目的にさまざまな事業での展開を予定しているという。

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