【銘柄診断】安川電機は底値探りの展開だが個人の買いが膨らみ、底値圏到達の感触も

2012年7月26日 09:39

  安川電機 <6506> は底値探りの展開だが、ここ個人投資家の押し目買いが流入し、底値感が漂い始めている。

  今2013年3月期の第1四半期決算は営業利益が21億8000万円と前年同期比53%減となった。好調だった前年同期の反動もあり大幅減益となったが、モーションコントロールで回復基調が継続しているほか、ロボットが堅調に推移しているため、9月中間決算については営業利益が30億円(前年同期比67%減)から45億円(同51%減)へ引き上げられた。

  この発表を受け株価は一時的に戻す場面もあったが、今3月期通期の見通しについては営業利益160億円と前期比8%増の見通しを据え置くなど、先行きの不透明さを嫌気して売り直される展開になっている。

  電機業界や中国の減速で、受注が深く調整したサーボモータやインバータが底入れし、ロボットは自動車業界を中心に、先進国と新興国の双方で更新需要や能力増強、合理化目的から拡販が続くと見るアナリストが多い。先行き不透明感が払拭されるにつれ、見直しが加速しそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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