ヤマハ発動機、静岡県内の事業拠点を「磐田本社」に集約・再配置
2012年7月24日 21:26
ヤマハ発動機は24日、次期中期経営計画(2013~2015年)の目標である「持続的成長による企業価値向上」の一環として、マリン事業、スマート・パワー・ビークル(SPV)事業を主体とした静岡県内の事業拠点を、「磐田本社」に集約・再配置することを決定したと発表した。移転先は2011年に磐田本社の隣接地に取得した事務所・工場となる。今回の再配置に伴う移転は2013年から順次開始する。費用は概算で70億円を予定している。
具体的には、マリンエンジン(ME)事業の部品加工を、浜松マリン事業所から磐田本社に移転する。また、ウォーター・ビークル(WV)事業のエンジン組立・部品加工を、倉松工場から磐田南工場・磐田本社に移転する。
さらに、湖西市・浜松市に分散しているマリン3事業(ME・WV・ボート)の販売・開発・管理部門、ならびに海外市場開拓事業部を磐田本社に集約する。また、ヤマハモーターエレクトロニクス(周智郡森町)に所在するSPV事業部の開発・品質保証部門を磐田本社に移転する。