【銘柄診断】トヨタ自動車はPBR1倍に着目した個人投資家の買いが積極的に流入
2012年7月22日 20:57
トヨタ自動車 <7203> は円高へのブレを嫌気して、ここ改めて売り直しの動きが強まっているが、押し目歓迎の個人投資家の買いが積極的に流入し始めている。世界のトヨタのPBRがわずか1倍とあって、先を見据えた投資家にとっては絶好の買い場との認識が強まっている。
6月の同社の国内新車販売台数は前年同月比69%増を記録するなど、足元の好調さが改めて確認されている。米国での新車投入による売上げ回復が想定されるほか、アジアではIMV(新興国で生産するピックアップトラックを中心とした世界戦略車)がタイでの復興需要のほか、インドネシアやインドでも市場の拡大に乗った拡販が見込まれている。
今2013年3月期の業績について営業利益は前期比2.8倍の1兆円が見込まれているが、足元の好調さなどからアナリスト筋は1兆円超えを想定する声が強く、第1四半期の決算発表が予定されている8月10日へ向け株価も戻り相場指向に転じそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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