【銘柄フラッシュ】日本配合飼料が急伸し上場2日目のワイヤレスゲートはS高
2012年7月20日 16:27
20日後場は、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> などの大手銀行株が一段下押す始まりとなり、日銀総裁の参議院答弁や国債オペ、全日本空輸 <9202> の増資に応じるための換金売りなどがいわれ、三菱UFJフィナンシャル・グループは東証1部の売買代金1位のまま3.4%安。対ユーロで円が強含み、トヨタ自動車 <7203> は売買代金2位で3000円を割り1.8%安。
インドの工場で暴動のスズキ <7269> は円相場の強含みも手控え要因になり、軟調もみ合いのまま2.0%安。ゴールドマン・サックス証券では、操業停止が数週間なら挽回可能と見ていると一部で伝えられた。
上場2日目のワイヤレスゲート <9419> (東マ)は大幅に切り返す相場になり、後場はストップ高の2267円(400円高)。
東証1部の値上がり率1位はヤマタネ <9305> (東1)の6.8%高となり穀物高騰によって倉庫の需要に連想が及ぶとされて前引けの5.9%高から一段ジリ高、2位は日本配合飼料 <2056> の6.1%高となり穀物高騰を材料に出直り拡大、3位には小野測器 <6858> の6.1%高が入り14時前に業績・配当予想の増額修正を発表し急反応となり高値更新。
ダイコク電機 <6430> は75日移動平均を下値に出直りチャート妙味がいわれて5.7%高、協同飼料 <2052> は穀物高騰を材料に株価2ケタ妙味を発揮し戻り高値の5.5%高、ネクスト <2120> は不動産情報サイト事業に消費税増税を意識した駆け込み需要の恩恵とされて5.1%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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