日本郵便など4社、海外への荷物発送支援など「留学生応援施策」を実施
2012年7月19日 21:50
留学ジャーナル、アルク、転送コム及び郵便事業株式会社(日本郵便)は19日、海外留学生の利便性向上・留学機会拡大に向けて相互に協力・支援していくと発表した。
現在4社は、それぞれ留学サポート、外国語学習、荷物の海外転送ソリューション及び国際郵便サービスを提供しているが、今後は留学準備から帰国後までの様々なシーンで留学生とその家族をサポートする「留学生応援施策」を展開する。
具体的には、日本郵便はアルクと協力し、留学生やその家族が初めての留学にあたって感じる不安を少しでも解消するため、留学先での必需品やその発送時期、EMSなどの国際郵便を利用することで安く簡単に荷物が送れるなどのお得な情報を満載した「国際郵便らくらくナビ」を作成し、ゆうびんホームページ上に特設サイトを開設した。
また、留学情報誌「留学ジャーナル」での「国際郵便らくらくナビ」(冊子)の配布や、留学ジャーナル主催の「留学生のための生活準備講座」での海外発送サービスに関するガイダンスを実施する。
さらに、日本から留学先に簡単に荷物を発送できる「留学生向け発送支援サービス」を提供する。具体的には、留学生またはその家族が、発送したい荷物をゆうパックで国内の転送コム宛に送付し、留学先の住所を転送コムに知らせると、転送コムが必要な書類を準備し、日本郵便の国際スピード郵便(EMS)で海外に転送する。また、留学先の住居が決まった後、または、留学先の現地生活が落ち着いた後に、留学先へ発送ができるサービスも提供する。
そのほか、日本郵便はアルクと協力して、海外から日本へ留学している外国人留学生のためにウェブページを制作し、日本での勉強、生活に便利な情報、本国への荷物の発送方法等を発信していくことも今後検討していく。
今後も4社は、SNSやインターネットを活用し、留学に関する利便性の拡大、留学生間の交流を深めるための施策などを通じて更なる協力をしていく方針。