【銘柄診断】オリンパスは強弱感がより先鋭化、需給相場の色彩が強まる方向に
2012年7月19日 15:53
オリンパス <7733> は富士フイルムホールディングス <4901> の社長がオリンパスに資本提携の提案をし、その回答を待っていると伝えられたことで、ソニー <6758> などとの提携をめぐる思惑が蒸し返されている。
同社は6月に中期ビジョンを公表したが、スケジュール的には中期ビジョン発表の前に資本・業務提携を決定するとしていただけに、提携遅れによる先行きの業績への不安感も指摘されている。そこらあたりが需給に映し出されている。
直近7月13日申し込み現在の信用残は売り残287万株に対し、買い残281万株と売り長の状況。日証金では断続的に逆日歩が発生しているが、18日の大商い場面では、改めて大量の新規売りが流入しており、強弱感がより先鋭化の方向にある。
2月23日の高値1473円が間近に迫り、大もみ放れの可能性も出てきた。新規売り流入による逆日歩継続、売り方の買い戻しというパターンも考えられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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