Androidベースのゲームコンソール開発プロジェクト、目標額を大きく上回る資金をKickstarterで集める
2012年7月15日 11:41
hylom 曰く、 Android 4.0ベースのゲームコンソール「OUYA」を開発するOUYA社が資金調達支援サイトKickstarterで資金を募ったところ、2日間で目標の95万ドルを大幅に上回る350万ドル(2.7億円)以上が集まったという。15日午前の時点では474万ドルに達している(Kickstarterのプロジェクトページ、OUYA TV game console、Engadget日本版の記事、本家/.記事1、本家/.記事2)。
OUYA(ウーヤー)は、fuseprojectのYves Behar氏デザインによるゲームコンソール。Android 4.0ベースのOSにNVIDIA Tegra 3プロセッサー、1GBのメモリー、8GBの内蔵フラッシュメモリーなどを搭載。外部との接続機能はHDMI/Bluetooth/Wi-Fi/USB 2.0など。ゲームコントローラーは無線接続となっている。予定価格は99ドル。
OSは容易にルート化できるようになっており、保証が失われることもない。また、通常のドライバーで分解可能という点も特徴だ。SDKは無料提供かつ専用の開発機が不要(一般消費者向けのハードでゲーム開発が可能)。コンテンツの配信はOUYA社の提供するマーケットで行うが、無料ソフトなら無料での配信が可能とのこと。
スマートフォンやタブレットとの差別化ポイントは、専用のコントローラがあるという点。ゲームメーカーにとっては開発コストが低く、またAndroidベースということでスマートフォン向けゲームの移植が容易、といったメリットがありそうだ。
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