ビックカメラの第3四半期は営業利益63%減

2012年7月11日 21:23

■8月通期の予想は据え置きコジマ子会社化の寄与を精査中

  ビックカメラ <3048> が11日の大引け後に発表した第3四半期の連結決算(2011年9月~12年5月)は、売上高が前年同期比14.4%減の3918.8億円となり、営業利益は同63.1%減の58.7億円、純利益は同27.8%減の61.5億円だった。エコポイント制度による駆け込み需要の反動減が主要因。

  ただ、概して計画通りの推移となっており、今8月期の予想は据え置き、売上高は前期比13.4%減の5300億円、営業利益は同54.8%減の90億円、純利益は同22.7%減の70億円、1株利益は4075円55銭。6月にコジマ <7513> の第三者割り当て増資を引き受け、今8月期に連結子会社になる予定で、これを踏まえた予想は現在精査中とした。

  株価は5月24日の3万7100円、6月12日・15日の3万7200円を下値に持ち直し、7月10日に4万350円の戻り高値をつけた。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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