全日空、ルフトハンザとの共同事業にスイスとオーストリア航空を追加
2012年7月10日 18:54
全日本空輸(ANA)は10日、ルフトハンザ・ドイツ航空と実施する日欧Joint Venture(JV)に、ルフトハンザグループのスイス・インターナショナル・エアラインズ(以下Swiss)とオーストリア航空を追加すべく、本日、国土交通省に対し、ATI(独占禁止法適用除外)申請を行ったと発表した。
ANAとルフトハンザは2011年10月より日欧間の一部運賃を共通化し、2012年4月よりさらに運賃ラインナップを充実させる等、提携を深めてきた。ANA、ルフトハンザ、Swiss、オーストリア航空の4社はATIの認可を受け次第、2013年春を目処に4社共同運賃の提供や共同販売に向けて準備を進めていく。
ATI申請が認められ、日欧JVにSwissとオーストリア航空が加わると、JV対象路線はさらに拡大する。日欧JVを強化することにより、ANAは顧客の利便性と競争力を高め、ANAとユナイテッド航空が2011年4月より開始した太平洋JVとあわせて、JVを含めた国際線ネットワークを22%拡大すべく取り組んでいく。