中国の東風ホンダ第二工場が稼働開始
2012年7月10日 13:36
ホンダの中国における四輪車生産販売合弁会社である東風本田汽車有限公司(本社:武漢)は10日、本日、第二工場(湖北省武漢市)の生産開始を祝う開所式を行ったと発表した。
第二工場は第一工場の北東約4kmに位置し、“環境に優れた製品は環境に優れた工場から”という考えに基づき、ホンダの先進生産・環境技術を導入した工場となっている。
塗装工場のショートプロセス化と廃熱再利用によるCO2排出削減や樹脂加工の水性プライマー採用によるVOC排出抑制は、いずれも中国でトップレベルとなる。また、世界で初めて搬送の高さを自在に設定できるドア収納型フルパレット搬送組立ラインの導入や、作業員の歩行数を最小限に抑えたバリアフリー工程の採用など、“人に優しく高効率な工場”でもある。
第二工場稼働時の年間生産能力は10万台で、翌年に12万台へ拡大し、将来的には24万台まで引き上げる予定。