富士通、ノートPCとしても利用できるハイブリッドタブレットを開発
2012年7月10日 11:12
富士通は9日、PCを持ち歩いて利用する顧客の1日のワークスタイルにマッチしたハイブリッドタブレット「STYLISTIC Q702/F」を開発したと発表した。2012年9月より国内で販売開始する予定。
同製品は、外出先はもちろんのこと、事務所での通常業務でもタブレットを快適に利用したいという顧客のニーズに対応する2WayスタイルのPC。タブレット端末として利用できる液晶部分は、指またはペンでのマルチタッチ対応11.6インチ高精細HD(1366×768ドット)液晶を搭載しながら、薄さ約12.7mm、重さ約850gの薄型軽量ボディで、モバイル性に優れている。また、無線LANやBluetoothなどの各種通信機能と、HDMI出力端子やUSB3.0および2.0ポート、SDメモリカードスロットを搭載している。
拡張バッテリーとアナログRGBポート、有線LANポートを装備したキーボード・ドッキングステーションに装着すれば、本格的なノートPCとしても快適に利用できる。ノートPCスタイルでの利用時でも、薄さ約26.1mm、重さ約1.75kgとなり、外出先でのタブレット利用から、事務所でのメインマシンとしての利用まで、幅広いシーンで活用できる。
さらに、CPUには高速処理を実現する第3世代インテル Core i5プロセッサーを搭載しながらも、タブレットスタイル利用時で約4.2時間、ノートPCスタイル利用時で約9.5時間の長時間のバッテリー駆動を実現している。
加えて、「ウィンドウズ 7」を搭載しているため、顧客のWindows環境下で、既存の業務アプリケーションやセキュリティ資産、運用管理システムを変更することなく同製品を導入できる。また、同製品は、「ウィンドウズ 8」に対応した設計となっている。