楽天、家庭用ソーラーパネルの販売サービスを7月17日に開始

2012年7月9日 17:20

 楽天は9日、7月17日に家庭用ソーラーパネルの販売サービス「楽天ソーラー」の提供を開始すると発表した。

 同サービスの最大の特徴は、中間事業者を通さずにソーラーパネルの販売・設置までを一貫して行うことで販売価格を抑えたこと。従来は、ソーラーパネルを検討・購入する場合、訪問販売業者に依頼する、もしくは見積りサイトに個人情報を渡して仲介してもらう必要があった。しかし、「楽天ソーラー」では、全国で累計24,000軒の販売・施工実績を持つ株式会社日本エコシステム(本社:東京都港区)と提携することで、品質を落とすことなく低価格でサービスを提供できる体制を実現した。

 その結果、消費者は低い初期投資でソーラーパネルを導入でき、月々の支払い額の節約分に加え、余った電力の売電による収益を得ることで、従来のソーラーパネルに比べて早期に投資を回収することができるようになる。

 また、同サービスでは、ソーラーパネルの購入を検討する際、「楽天ソーラー」のサイト上で設置予定の住所を入力すると、衛星写真をもとに屋根の大きさや形状を確認して建物に適した製品を自動的に割り出すことができるほか、国や自治体からの補助金、想定される発電量、年間で節約できる電気代などを試算できる見積りシミュレーションのサービスを用意している。

 さらに、ソーラーパネル設置後は、NTTスマイルエナジーが提供する発電量の見える化サービス「エコめがね」を通じて、パソコンやモバイル機器上で自宅の発電・使用電力量を確認することができる。10年間のシステム・工事保証付きであることも特長。そのほか、ソーラーパネル購入時に楽天スーパーポイントが付与される。

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